きっかけ
我が家では料理で使用するフライパンとして、取っ手の取れるサーモス製のフライパンを使用しております。
ティファール製のフライパンとどちらにしようかな〜と思っていたのですが、家の近くのお店でセール品があり比較的安く購入することができたため、サーモス製のフライパンを使用しています。
そんなことはさておき、こちらのフライパンですが約 5 年間使い続けてきたのですが、5 年目にしてついに取っ手が緩み始めて修理が必要かもしれないという事態に陥りました。
修理に出すか、新しいものを購入するかを検討していた時に、もしかしたら自分でも修理することができるのでは?と思い、実際に直してみようと思ったのがきっかけでした。
結果、無事に修理できて今も現役で使用できております。
もしかしたら同じ悩みを抱えていて自分で修理しようと検討されている方もいるかと思いますので、その方の参考になればと思います。
作業前に
はじめにですが、サーモス公式サイトにて「改造・分解・修理は絶対にしないでください。」と注意書きがありますが、「取っ手のネジに限り、ゆるんだ場合ドライバーで締め直してください。」とあります。

こちらのネジを締めるまでの工程は初見の場合、確かに少しわかりにくかったですが内容がわかってしまえば案外すんなり作業は完了しました。
修理手順
用意するものは以下3点になります。
- 爪楊枝などの、細い棒状のもの
- マイナスドライバー
- プラスドライバー
手順は以下になります。
1. サーモスの取っ手裏の銀色カバーをマイナスドライバーを使って取り外す
取っ手を裏返すとねじカバーを保護する銀色カバーがありますので、横からマイナスドライバーを使って外す(てこの原理)

2. ばねの留め棒を爪楊枝を使って取り外す
カバーをとってみるとばねを止めている留め棒があります。
これを左右どちらかの穴から爪楊枝を使って押し出し、留め棒を外します。

私の家の取っ手の場合、裏返した際の右側に留め棒の右側にギザギザした滑り止めがありましたので、左側から爪楊枝を使って留め棒を押し出しました。
3. ネジを締める
留め棒をとるとネジを占めることができるようになるので、プラスドライバーを使って締め直します。

なお、自分はサーモスの取っ手を全分解してみたのですが他ネジを占める場所もなかったので、こちらのネジだけを締め直すことでゆるみは解消されることは確認済みです!
4. 留め棒を指し直し、銀色カバーを付け直す
ネジを締め直したら、これまでの作業を戻すだけになります。
留め棒をばねに通して止め直すのが少し面倒でしたがコツをつかめばすぐにできます。
あとは銀色カバーをかぶせて修理完了です!
最後に
今回は取っ手のとれるサーモス製のフライパンのネジゆるみを修正してみました!
初めてこの取っ手を修理してみましたが、案外できるものなんだなーと思いました。
新品を購入すると約2000円程するので、節約につながったなと思いました。
サーモス製の取っ手のゆるみを直したいな、と思っている方への参考になればうれしいです!